こんにちは。

本年度、チアリーディング部門責任者を務めさせていただきました、S.Kです。

 

引退まで残り20日程となり、早く引退したいと冗談で同期とよく話していましたが、いざ引退を間近にすると寂しい気持ちでいっぱいです笑

 

自分自身、(勉強全般が苦手ですが)特に国語が苦手で、自分の想いを言葉に表すことが得意ではなく、拙い文章とはなってしまいますが、4年間を振り返って素直な気持ちを書いていきたいと思うので、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

 

——————————

私は、小さい頃に新体操を習っていて、中学でダンス部、高校でバトン部に所属していました。

新体操、ダンス部に所属していた時は、素直に「踊ることが楽しい」「踊りで注目を集めて魅了させることが楽しくて嬉しい」と自分1人で演技することに満足していました。

 

高校でもダンス部に入りたいと思っていたところ、チアしかないと知り、好きな踊りを続ける為にチアに携わることを決めました。

厳しくて辛いと有名だったバトン部は、毎日泣くぐらい想像以上に本当に辛かったです。

ただ、一度決めたことは諦めたくない性格なので、辞める決断をするのが悔しいといった理由だけで「チアは楽しくない。やっぱりダンス部が好きだった」と思いながらも必死にチアを続けていました。

 

そんな時、初めて六大学野球の慶早戦に参加させていただき、選手の為を思って全力で応援している應援指導部員の姿に憧れを感じたと同時に、応援席を一体に纏めて元気と勇気を届けられるチアの魅力に気付きました。慶早戦に参加してから、楽しくないと思っていたチアが大好きになりました。

高校1年生でやりたいことを見つけて、應援指導部に入部する決意をその一瞬で決めました。これが私の入部理由です。

 

——————————

大学1年生

いざ應援指導部に入部できて、憧れの姿に一歩近づけたと思ったとき、応援中の笑顔の裏側にはとてつもない努力が必要なことを知りました。

選手が辛い思いをしながらも、その試合の為に必死に練習をしている。応援させてもらう立場として、選手の気持ちを踏み躙らないように、自分たちも必死に練習して全力の応援を届けたい。そして、早く上級生のように上手く踊れるようになりたい。その一心で、一日中部活のことを考えて、一所懸命に練習に取り組んでいました。

 

朝から晩までチャンスパターンの動画を撮影して同期と確認したり、同期と集まって何時間も自主練習をしたり、自分の体よりも大きい器材を運んだり、協生館から記念館まで何往復もして重たすぎるマットを運んだり…

 

1年生は業務に追われながら、必死についていくことだけを考えていたら、気がついたら疲労骨折してしまうぐらいがむしゃらに駆け抜けていました、笑

 

もう絶対戻りたくない1年生ですが、憧れていた應援指導部の活動が全部楽しくて今思うとどれも良い思い出です。

 

——————————

大学2.3年生

 

ただ指示を出してもらって業務をこなしていた1年生から、2.3年生になってから部の運営側に携わることができて、新しいやりがいを感じていました。

 

スポーツ毎に応援方法が異なっていて、その応援システムを3年生が筆頭になって考えています。1つの応援席を作り上げる為に何時間もかけてシステムを考えていて、だからこそ選手の方々から「慶應の応援席のおかげで試合を頑張れた」と声をかけてもらえた時には、応援のやりがい、チアのやりがいをより実感することができました。

 

正直、チアは試合に存在しなくても試合自体は成り立つし、私たちの存在意義はなんだろうと悩むこともありましたが、それでも選手やお客様に嬉しい言葉をかけていただけて、自分たちがやっていることに対して誇りを持つことができたと同時に、自信に繋がりました。

 

中学までは1人で演技することに満足していた自分でしたが、みんなで1つの演技、応援席を作り上げることの楽しさを沢山実感できた年でした。

 

——————————

大学4年生

 

辛いとかきついとか独りよがりな文章は書きたくないと思いつつも、正直この4年間の中で4年生の前期は一番辛かったです、笑

 

去年までは上手くいっていたことが、今年はなんだか全部上手くいかない。最高学年としての立ち振る舞いも難しい。部門責任者としてチームを引っ張っていきたい、良いチームを作りたいと思いながら行動しつつも、なにも出来ていない自分が悔しかったです。なんなら自分のせいでチームが上手くいかないと自己嫌悪に陥っていました。

練習中の雰囲気も技術面も、全部去年と比べてしまい、4年生としても苦しい期間だったかなと思います。

それでも4年生で沢山ミーティングを重ねて、チームでも沢山ミーティングを重ねて、模索しながらも私たちらしいチームを作ることができてきたと思ってます。

 

去年は去年、私たちには私たちなりの良さと強みがある。苦しみながらチームで模索してきたからこそ、チーム愛が深まって、この代でこのチームで活動できていることが本当に楽しくて嬉しい気持ちでいっぱいだなと思いながら、最近は練習と応援に参加しています笑

 

このチームだからこそ最後まで全力で駆け抜けたいと思ってます！

 

4年間を通して沢山の応援をさせてもらい、沢山の元気と勇気をもらえる感動的な試合に何度も立ち会わせてもらいました。全力で戦う選手の方々に力をもらい、何度も励まされていました。応援席といった一番近いところから選手を応援することができ、かけがえのない瞬間に何度も立ち会わせてもらえた幸せな4年間でした。

最初は嫌いだったチアが大好きになって、こんなにも素敵な部活に出会えて本当によかったです。

——————————

最後に、

 

家族

私のやりたいことを全力で応援してサポートしてくれて本当に本当にありがとう！

4年生になってからはほぼ全部の応援にきてくれて、最後までサポートしてくれて本当に感謝してます。部活を全力でできたのは家族のおかげですありがとう。

 

下級生

困惑させてしまうことも多かったと思うけど、それでもついてきてくれてありがとう！いつも頼りにしてます！

 

同期

嬉しいことも悲しいことも全部共有してきた同期！

同期に大好きとは普段は言えてないけど、 4年間みんなとだからこそ大切な思い出ができたと思ってます。今まで本当にありがとう大好き！

去年引退したかったって思うことが何回もあったと思うけど、やっぱりこの代でよかったしこの代じゃなきゃ嫌だなって思ってます。

あと20日間くらい、残りの引退日数数えながら頑張ろうね笑

 

書ききれていないこともありますが、沢山の人に支えられて、辛いことも全部含めて幸せな應援指導部生活でした。

 

最後になりますが、私たちの想いの詰まった演技を届ける為に練習に励んでいるので、1人でも多くの方に定期演奏会に足を運んでいただければ幸いです。拙い文章でしたが最後まで読んでいただき、ありがとうございました。