四年生引退ブログ

2025.11.24

吹奏楽団M.E

ご覧いただきありがとうございます。
本年度副代表、並びにガードチーフを務めておりました M.E です。

 

この引退ブログを考える度に、胸の奥からいくつもの景色や言葉があふれ、何から綴ればよいのか迷ってしまいますが、少しだけお付き合いいただければ幸いです。

 

引退を目前に四年間を振り返ると、この部に入ったきっかけは、母の「應援指導部吹奏楽団に入りなよ。」という何気ない一言でした。小学五年生から続けてきたフルート、中学の馬術部や器楽部、高校のラクロス部と、これまで様々な環境に身を置いてきた私は、大学生活の最後の四年間をどこで過ごすか決めきれず、新歓期間は不安と焦りばかりでした。周りの友人たちが次々と自分の道を選んでいく中で、「音楽をしている時が一番輝いている」と伝えてくれた母の言葉、そして体育会に進んだ親友たちを一番近くで応援できる環境であることが重なり、應援指導部に入部する覚悟を決めました。

 

入部した当時、自分が応援指揮をしたり、ピッコロとトロンボーンをコンバートし、さらにカラーガードとして舞台で踊る未来など想像もしていませんでした。挑戦が好きな私に、この部は数えきれないほどの機会を与えてくれました。その一方で、「やりたいこと」と「できること」の違いにぶつかる場面も多くありました。人前に応援指揮や演奏をすることは好きでも、話すことが得意ではなく、メイン台で塾生注目をするときも、練習を仕切るときも、緊張で手足が震えることが何度もありました。それでも続けてこられたのは、応援席から温かく受け止めてくださる観客の皆さま、熱心にご指導してくださった先輩方、最後まで私を信じてついて来てくれた後輩たち、そして唯一無二の賑やかな8人の同期のおかげです。

 

この四年間で、私は特別強くなったわけではありませんが、自分にとって大切なことに真っ直ぐ向き合えるようになりました。苦手なことから逃げずに努力することや、仲間を信じて任せること、応援に誠実であること。すべて應援指導部で過ごした日々が教えてくれたことです。

 

最後に、この四年間を支えてくれた人への感謝を伝えたいです。

 

どんな時も隣で支えてくれた8人の同期。誰と活動するかが、毎日の意味をこんなにも変えるのだと実感した四年間でした。

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家族には、入部を後押ししてくれたこと、忙しい日々をずっと見守り、どんなに遅く帰宅しても温かいご飯を作って、支えてくれたことに心から感謝しています。

 

應援指導部で過ごした四年間は、これから先もずっと私の誇りです。


ここまで関わってくださったすべての皆さまに心より御礼申し上げます。


本当にありがとうございました。

 

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