2024.11.15
チアリーディング部門Y.J
この度は、應援指導部の部員ブログを読んでくださり、どうもありがとうございます。
本年度、慶應義塾体育会應援指導部・副代表を務めております、徐佳可と申します。
まずはじめに、弊部の諸般の活動に際し、日頃よりご支援、ご協力を頂いております皆様に、厚く御礼申し上げます。皆様の存在があってこそ、この一年、應援指導部は様々な変革を遂げることができました。
読み物として公開されて良いものかどうか怪しいほどの駄文ではありますが、お時間が許す方は、是非最後までお付き合いいただけますと幸いです。
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さて、自分と向き合うのが怖いので、なかなかブログを書き出せずにいました。
こうして4年間を振り返るということは、自身を赤裸々に語ることと同義だと思っています。綺麗事を取っ払った自分は、見るに耐えないと分かっているのです。
200文字くらいでサラッと書き上げようかなとか思っていましたが、4年分、ひいてはそれ以上分の自分と向き合いながら、應援指導部での日々が熱く綴られている同期のブログを読み、そんなではいけないと自分を恥じて、パソコンをいじり始めた所存です。
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4年間何かに打ち込みたい、ダンスを続けたい、大学生のうちにしかできないことをやりたい。私が應援指導部への入部を考えていた理由は色々ありましたが、入部を決意した決め手は、当時の新歓PVでした。入部希望が締め切られるその当日まで、大学生活を何に捧げるのか、どう捧げるのか、悩みに悩んでいましたが、その動画を観て、こんなにも笑顔が溢れる場所があるんだ、私もこの場所をつくる一員になりたいと心を動かされ、期限ギリッギリに入部希望フォームを提出しました。
そうして始まった私の應援指導部生活ですが、実際のところ、そんな入部理由を思い出す暇もないほど、忙しない毎日でした。
1年生。初めてのことばかりで、ひたすら憧れの上級生の背中を追いかけ続けました。
2年生。後輩指導に努めつつ、上級生方からも1年生からも沢山のことを吸収しました。
3年生。サブの代として、少しでも部に貢献できるよう動き回りました。
4年生。責任者として、ひたすら部と向き合い続けました。
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「辞めたいと思ったことはなかった」「毎日が楽しかった」
200文字サラッとバージョンの私はそう綴ったかもしれませんが、実際は、まるっきりそんなことはありませんでした。
應援指導部ではない他の道を選んだ自分を何度も何度も想像したし、明日が来なければいいのにと憂鬱になりながら眠りにつく日も、数えきれないほどありました。
多用されるフレーズで恐縮ですが、特に最後の一年は、自分の至らなさゆえに、どれだけ周りを傷付けるつもりなのかと、自分の言葉と、行動と、存在を責めることが多かったです。部員が應援指導部を辞めないこと。それがその時、私が應援指導部に居続ける唯一のモチベーションでした。どの場面でも、自分に対して反省ばかりが残っています。ごめんね。
それでも、そんな自分がこうして今日まで活動を続けることができたのは、應援指導部員として4年間をやり切りたいと思えたのは、應援指導部に、そして私自身に関わってくださった「人」みんなのお陰です。
私は、ただの応援じゃなくて、「応援席に足を運んでくださる方々」と一体感を感じながら、「直向きに努力する体育会の選手」にエールを届けられる応援が好きです。
私は、ただの練習じゃなくて、「リスペクトし合えるチームメイト」とつくる練習が好きです。
私は、ただの應援指導部じゃなくて、「大好きな部員」が集う應援指導部が好きです。
どんなに活動自体が辛くても、苦しくても、辞めたくても、その背景にいる沢山の「人」ひとりひとりの存在があったから、私はこうして應援指導部員として、足を踏ん張って頑張れているのだと思います。本当にありがとうございます。
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「應援指導部は、人が財産」
4年間を振り返って脳裏に浮かんでくるのは、やっぱりこの言葉です。嬉しさで、あるいは悔しさで涙が止まらない経験も、自分が成長できたと感じる経験も、應援指導部での活動を通じた経験は全部全部、いつでも沢山の、大切な「人」の存在があったから、得られたものだと思っています。自分ひとりで、得られた経験は何一つありません。
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最後に少しだけ、お世話になった「人」にメッセージを綴らせてください。
家族へ
忙しいのに、どの応援にもひょっこり顔を出してくれてくれるお父さん。いつでも私の大好物をつくってお家で待ってくれるお母さん。たぶん應援指導部がインスタをやってることすら知らないのに、最後の早慶戦に来てくれたお兄ちゃん。
家族みんなのサポートがなかったら、應援指導部を続けることはできていませんでした。いつも私の選択を誰よりも後押ししてくれて、明るく無条件に支えてくれて、本当にありがとう。少しでも感謝を伝えられるように、残りも全力で頑張るね。谢谢你们🤝🏻
友人へ
こんな私を理解してくれて、応援してくれる稀少な人たちです。本当にありがとう。みんなそれぞれの道で頑張ってて、本当に尊敬してるし、パワーをもらってました。引退したら沢山会ってください☺︎
上級生方へ
沢山のことをご教授くださり、どうもありがとうございました。上級生方の背中をひたすら追いかけ続けた3年間でしたが、今も追いつくことはできておらず、未だに追いかけています。最後まで温かく見守っていただけますと幸いです。
また、私の應援指導部人生とは切っても切り離せない、応援指揮という大事なツールを学ばせていただき、本当にどうもありがとうございました。
1.2.3年生へ
頼りないところを沢山見せてしまってごめんね。みんながいなかったらとうに部を放り出していたかもしれないってくらい、みんなのことを大切に思っています。早慶戦では最高の景色、みんなと見れて本当に幸せだった!定期演奏会まで最後、一緒に駆け抜けようね。
同期へ
みんなと同期になれて、沢山の時間と最高な思い出を共有できて、私は本当に幸せ者です。
最後まで、私たちの代らしく。全力疾走して、燃え尽きよう。私も息を切らして走ります(物理的に)
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大好きな應援指導部と、そのみんな。
あとちょっとだけ、よろしくね。
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稚拙も稚拙な文章でしたが、最後までお付き合いくださり、どうもありがとうございました。