2024.11.14
チアリーディング部門E.I
平素よりお世話になっております。本年度應援指導部チアリーディング部会計のE.Iです。
様々な部活で引退ブログを書く9割の4年生が書くであろう、「まさかこんなに早く自分が引退ブログを書く側になるとは思わなかった」という言葉を私も最初に添えて、始めたいと思います。
引退ブログで書こうと思ったことは沢山あったはずなのに、今こうしてパソコンを目の前にすると、この4年間色々なことがありすぎて最早何を書いていいのか分からないので、自分の1年生から振り返って書いてみようと思います。
まず初めに、正直1年生や2年生の時のことはあまり覚えていません。笑 とにかく、毎日キツくて高校の時の友達に会う度に泣きそうだったし、何でこの部活に入ったのだろうと思うことも沢山ありました。でも今こうして4年生になって振り返ってみると、社会人になっても、きっと何事にも耐えてちゃんと生活していけるだろうという根拠のない謎の自信はこの苦しい時期を乗り越えられたが故のものではないかと思えるので、総じて良い思い出ということにしておきましょう。
2年生の終わりにサブ決めをし、なりたかったアメフトサブになることができて嬉しかったのも、ほぼ2年前と考えるとやっぱり時の流れは速いです。そして、3年生になり念願の初サブ試合12/17のことを良い意味でも悪い意味でも私は一生忘れられないと思います。(早慶戦の中止も忘れられないけれど)試合当日、電車に乗っていると体調不良で応援を欠席するという連絡が15人くらいから来ました。ハーフタイム演技をするはずだったけれど、人数が少なすぎて出来なくなり、大焦りした初めてのサブ試合でしたが、周りの人が本当に沢山助けてくれて、人の温かさを感じました。あの時助けてくれたみんなありがとうございました。
何より、サブでは、本当にかけがえのない経験を沢山積ませてもらうことが出来ました。人前に立って、何かを指示することが得意ではなかったけれど、何とか毎回の応援をサブとして形にすることが出来たと思います。普通では経験できない貴重な東京ドームや横浜スタジアムでの応援もすごく楽しかったし、勿論アミノバイタルでの応援も楽しかったです。サブを経験した1年間は確実に人生の糧になったと思います。Y.SとM.H、一緒にサブやってくれてありがとう!!!!!目標考えるのを全部任せきりにしていてすみませんでした。
ここまで下級生時代を振り返ってきましたが、そろそろ何より濃かった4年生の1年間について書いてみようと思います。3年生の冬、何十時間もかけて役職決めをしましたが、まさかその時は自分がチア会計になるとは思っていませんでした。特になりたいものもなかったけれど、強いて言うならなりたくないと思っていた側の役職に就き、最初は結構絶望でした。でも、高校からずっと一緒の最強同期が相棒だからここまでやってこれたと思います。笑 1個だけ本当に申し訳ないのが、本部会計かチア会計かを決める時にノリで先に私がチア会計と言ってしまい、相棒を大変な本部会計の方に就かせてしまったことです。
年間予算を決めるために、1月にみんなで集まった日もありました。朝の9時に集まり、お昼までには終わらせようねと話していたのに、気づいたら窓の外は真っ暗、初雪まで降ってくるという事態になっていました。そして最終的には終電で帰宅するという全てがまさかの事態で、こんな調子でこれから1年間会計役割を務めることは出来るのだろうかという不安に苛まれていたのをよく覚えています。3月には、強化練に行けずひたすら100万単位のお金と睨み合って、会計役割の皆で計算をし、新たな予算を立てていました。何とか慣れてきた5月は、就職活動とドンピシャに被り、鬱モードでほとんど業務をやっていませんでした。コーチの皆様その節は申し訳ありませんでした。そしてこれを書いている11月現在、相棒は相変わらず業務に追われています。あと少しだけです、一緒に頑張ろう🫨いつでも手伝うので連絡してください✉️
そして、ここまで4年間を振り返ってきましたが、業務のことしか書いてなくて、応援活動に対して何も書いてないので少し書こうと思います。
私は最初この部活に、応援がしたいという思いで入ったわけではありませんでした。きっかけは本当に浅く、憧れの先輩が居た・踊りたかった、ただそれだけでした。この話を同期にすると何故大会に出るようなチアの道を選ばなかったのかと良く聞かれますが自分でもずっと本当に謎でした。今でも何故違う道を選ばなかったのか分かりませんが、きっと直感だったのだと思います。それ以上でもそれ以下でもないでしょう。
応援がしたい!と強い思いで入部したわけではない私はずっと人前で「応援指導」をすることが苦手で、応援で試合の結果なんて変わるわけがないと思っていました。結局応援指導は今も苦手なままですが、それでも頑張る人の応援をしたいという思いは自分の中に根付きました。中高からの同級生が色々な部活で頑張る姿を見て、自分も力になれたらいいな、自分の応援が友人の活力になったらいいなという思いで活動に臨むことは出来たと思っています。そして、応援で試合の結果なんて変わるわけがないと思っていた自分を変えてくれるような感動的な試合にこの4年間で沢山立ち会うことが出来ました。
このブログはつい2日前に野球の早慶戦が終わったばかりの2024年11月12日に書いています。11月10日早慶戦第二回戦1-1で迎えた8回表、メイン台で踊っていた私はあと何分この台からの景色を見ることが出来るのだろう、延長戦まで行ったらもう少し踊れるのかななどと呑気なことを考えていました。しかし、ふと試合前に同期が言っていた頑張る理由は何でも良い、とにかく早稲田に勝つために頑張ろうという言葉を思い出し、焦りを覚えました。今まで自分が頑張る理由は、選手のためであるようで実は自分の達成感のためだけだったのではないかということに気づいたからです。そこから、本気で選手のために踊り、声を出してみました。そして、1点を取り、そのまま2-1で試合は終わりました。試合前は、どんな結果であろうと絶対泣くわけがないと思っていましたが、終わった瞬間に自然と泣いていました。自分の應援指導部人生の中で、応援の力って本当にあるんだなと最も心の底から実感出来た瞬間でした。4年間でこんなにも自分の考え方を変えてくれる出来事に立ち会うことが出来、本当に幸せ者だと思います。苦しんでいた1年生の自分に教えてあげたいですね。
少しだけ応援活動について触れるつもりが、思ったより触れてしまい、そろそろ締めないと収拾がつかなくなるので、最後にお世話になった人たちにメッセージを書いて終わりにしようと思います。
家族へ
まずは、4年間そして中高大と10年間ありがとうございました。いつもやりたいことを全部やらせてくれて、旅行にも沢山行かせてくれて本当に感謝しています。就職活動の時期とか、ぶつかることも多々あったと思います。生意気にいつも言い返すくせに、バイトはしないで全部お金を出してもらう甘えっぷりでしたが、ありがたみは本当に感じています。すみません。
そして、特にお姉ちゃんどんな時でも味方でいてくれてありがとう。私の何事も何とかなるだろうという性格はきっとこの家族の皆から受け継いだものだと思います。これからは、親孝行できるように頑張って働きます!社会人になったら両親が昔住んでいたヨーロッパを周遊させてあげたいと思います。その時まで待っててください。
会計の相棒へ
まず、君を本部会計にさせてしまい、本当にすいません。結構本当に申し訳なく思っています。コーチと何を話しているのか本当についていけない時も多々あったし、ほぼ徹夜で業務をやっている姿を見ていたので、とにかく誰よりも君を一番応援したいです。高校から一緒で、早7年の仲になりますが、本当に一緒に居て飽きません。オフの日に会っていても業務の話は絶対に出てくるし、常に何かに追われていた私たちですが、本当に会計は私たちじゃないと乗り越えられなかったと思っています。もっと書きたいことはあるけれど、書き出すと止まらないので、これぐらいにしておきます。私たちの引退は他の役割より少し遅いけれど、その分終わった暁にはパーーーーーーーっといこうね!!!あと1回の月締め頑張りましょう笑笑
同期へ
4年間濃すぎて正直本当に何から書いていいかわかりません!ですが、人生最後の学生生活の4年間がこんなにも楽しく、彩られたのは間違いなく最強の同期のおかげだということだけは目を瞑っていても書けます。皆それぞれ苦しい時期があり、何事も上手くいかない時期があったと思いますが、どんな時でも家族以上に一緒にいた同期が励ましてくれて一緒に対処法を考えてくれたり、側にいてくれたことは間違いないと思います。
コーチに私達の代は怒られ慣れすぎているのも問題だとまた怒られるほど、各所から怒られてきた4年間だと思います。そして、4年生になるにつれて確実に体力がおばさん化しており、合宿の少しの休みではほぼ全員床で寝るぐらい限界大学生していましたが、そういうことも含めてやっぱり楽しかったです。
私は同期皆のお尻を叩いて頑張らせる側ではなく、お尻を叩かれる側でしたが、この代でなかったら、確実に私はどこかで脱落していたと思うし、この代だからこそ皆を笑わせることに真剣になることが出来たのだと思います。笑
今のメッセージを振り返ると、思ったより薄いことしか書けておらず、あれっという感じです。でも、言葉で伝えきれないほどの濃い4年間だったからこそのこの薄さだと思って、同期は読んでください。(私の愛は皆に伝わっていると信じています)
1年生の時はあんなに先だと思っていた引退が今こうして目前に迫り、同期全員で引退出来ることを考えると、寂しいようで達成感もあり嬉しいですね。社会人になってからも、それぞれの道で輝きを放ち続けるであろう同期全員を私は心の底から尊敬しています。そして、かけがえのないみんなにこの部で出会えたことは私の人生の1番の財産です。本当にありがとう。大好きです。
あと何回かは怒られると思うけれど、それも私たちらしさということで頑張って皆で泣き笑いで引退しましょう!!!!!!
長くなりましたが、ここで本当に締めます。
繰り返しにはなりますが、この部活で経験させてもらったこと、出会えた人、全てがかけがえのない私の人生の財産です。應援指導部に入部を決めた1年生の私ありがとう!
本当に4年間ありがとうございました。全ての方々に御礼申し上げます。